モザイクモール港北4F
見づらい、かゆい、乾く、疲れる、腫れた・・・といった症状で来院される方、また目に異常を感じてはいるものの、原因がよく分からないという方を対象に、眼に関わる疾患に対して診断・治療を行っています。
片目が悪くなっても両目では見えているように感じるため、目の病気には自覚症状がない場合が多くあります。「眼科にかかるほどではない」と自己判断をせずに、違和感があれば早めに眼科を受診するようにしてください。赤ちゃんからご高齢の方まで、お気軽にご相談ください。
何らかの原因で視神経が障害され、視野(見える範囲)が狭くなる病気です。眼圧の上昇がその病因の一つですが、日本人の7割近くは「正常眼圧緑内障」といい、眼圧が基準値範囲内でも緑内障になる場合があるので注意が必要です。
緑内障の治療は、視神経がダメージを受けて今以上に視野が狭くならないように、眼圧を下げる治療が基本となります。
当院では、視野検査だけではなく、緑内障の早期診断や進行評価に有用な眼底三次元画像解析検査(OCT検査)が可能です。
ご高齢の方に多く発症する「加齢性白内障」の他に、アトピーや糖尿病などの全身疾患や薬物の副作用で発症する「続発性白内障」や、打撲による「外傷性白内障」など、色々な白内障があります。白内障は、どんなに症状が進行しても手遅れということはありません。ただし、他の病気を併発している可能性もありますので、気になる症状があれば眼科を受診しましょう。
軽度の状態で生活に支障がない場合は、進行を緩徐にするため薬物療法を行います。進行した場合は手術療法を行います。
眼精疲労は、長時間の画面操作や集中的な視覚作業によって引き起こされる、目の疲れや不快感のことを指します。目のかすみ、赤み、ドライアイ(目の乾燥)、眼痛などの目の症状だけでなく、頭痛、肩こり、集中力の低下などの全身症状が出現することがあります。コンピューターやスマートフォン、テレビなどの画面を見続けることによって、目の筋肉が過度に緊張し、目に負担がかかります。適度な休憩や適切な作業環境の確保、点眼治療などを行うことで、眼精疲労を軽減することが可能です。
お子様の代表的な目の病気には、下記が挙げられます。0歳の赤ちゃんから診察可能ですので、お気軽にご相談ください。視力検査がある程度できるようになるのは、個人差がありますが3〜4歳くらいです。
視能訓練士(国家資格)も常駐しておりますので、安心してご来院ください。医師の判断の上、調節麻痺検査等の特殊検査(完全予約制)をご案内する場合があります。他院受診歴のある方は、紹介状の持参をお願いする場合があります。
結膜炎はウイルス性や細菌性、アレルギー性など、多くの種類があります。ウイルス性・細菌性に関しては人に移る場合もあり、お早めにご相談ください。原因の特定に有用なウイルス検査キット・アレルギー検査キットのご用意もあります。
繰り返すものもらい(霰粒腫)治療には、マイボシャンプーやケナコルト注射のご案内があります。
本来は何もないはずなのに「視野にほこりや糸くずのようなものが見える」現象を飛蚊症といい、「チカチカする光や光の線が見える」現象を光視症といいます。
多くは加齢性変化で、生理的な現象です。目の中には硝子体(しょうしたい)というゼリー状の物質が詰まっており、加齢に伴って融解・萎縮することでこのような症状を自覚しやすくなります。しかし、「網膜裂孔」「網膜剥離」「眼底出血」など、早急に治療が必要な病気の場合でも、同様の初期症状が出現することが少なくありません。このため、飛蚊症や光視症の症状がある場合には、詳しい眼底検査を受ける必要があります。
網膜の中心の黄斑という部分に、加齢が原因で障害が生じ、視力低下を来たす病気です。「萎縮型」と「浸出型」に分類されます。「萎縮型」の場合、治療は不要ですが進行することもあり経過観察を行います。「浸出型」の場合、異常な新生血管の増殖を抑える抗VEGF療法や、レーザーで新生血管を破壊する「光線力学的療法」「光凝固法」などを行います。
当院では近隣の専門病院と医療連携し、抗VEGF療法前後の定期検査に対応しています。
通常、まつ毛は外側に向かって生えますが、「逆さまつ毛」の状態で内側に向かって生えると、角膜(くろめ)にまつ毛が接触し、目の不快感や痛み・炎症を引き起こすことがあります。
治療法としては、逆さまつ毛を抜く処置や、重症の場合には手術が行われることがあります。
患者様お一人お一人の目の症状、視力、生活スタイルに適した眼鏡・コンタクトレンズ処方を行います。
コンタクトレンズ処方はWEB・LINEでの予約が可能です。
学校の眼科検診では、主に「視力検査」「眼位検査」「外眼部検査(結膜炎・まつ毛・まぶた・角膜の異常に関する検査)」を行います。他に「色覚検査」を行う場合もあります。
学校検診における視力検査は、学校関係者によって実施される簡易的な検査です。370方式という手法で、病院と違って3種類の大きさの視標を使い、A,B,C,Dの評価を行います。
教室のどこの席からも黒板の文字を判読するために必要な視力は0.7が目安と言われています。自分では見え方に不自由がない場合でも、B判定以下の場合は眼科受診をお勧めします。
子供の場合、成長に伴って近視度数が変化しやすく、毎年のように眼鏡度数を変更しなければならない場合も少なくありません。定期的な検診をお勧めします。
当院では、近視進行抑制効果の期待できるクロセチンが配合されたサプリメントの購入が可能です。また、近視を進ませないために、日常生活のアドバイスなども行なっています。お気軽にご相談ください。
結膜炎には、アレルギー性結膜炎・細菌性結膜炎・ウイルス性結膜炎などがあり、治療が必要です。また、子供の場合、逆さまつ毛により角膜に傷がつき、目ヤニが出る場合もあります。
色覚検査は、かつては児童全員に行われる検査でしたが、プライバシーの問題などで学校検診の義務対象から外されました。しかし、ご自身の色覚異常に気づく機会のないまま大人になり、職業選択の際に希望した職種に就けないなどの問題点が指摘されています。現在は、保護者と本人の同意のもと、希望者に対し学校検診時に色覚検査が実施されています。
先天的な色覚異常の割合は、男子で20人に1人(約5%)、女子で500人に1人(約0.02%)と言われています。しかし。色を認識できないわけではなく、色の組み合わせによって見分けにくい程度の場合が多く、日常生活において不自由なことはほぼありません。 色覚異常そのものを治療する手段はありませんが、将来の職業や進路選択などにおいて不利益が生じないよう、事前に調べることは有意義です。また、日常生活での色の感じ方を、ひとつの個性としてご自身だけでなく周囲の人が理解しサポートしていくことが大切です。
当クリニックでは、石原色覚検査表やパネルD15を用いた色覚検査を行っています。日常生活の注意点やアドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください。
糖尿病になってから数年から10年以上経過すると、網膜に眼底出血や浮腫みを来たすことがあり、「糖尿病網膜症」といいます。進行した場合には、レーザー治療や抗VEGF療法、硝子体手術を行う場合があります。
糖尿病網膜症を放置すると目の中で大出血が起こり、失明に至る場合もあります。我が国では成人の中途失明原因の第3位となっています。このため、糖尿病の診断を受けた方は、定期的な眼科受診の必要があります。
動脈硬化は血管が硬くなる病気で、高血圧が原因の一つです。硬くなった動脈が静脈を圧迫し、進行すると眼底出血を来たし視力が低下することがあります。
眼底は身体の中で唯一、直接血管を観察できる器官です。網膜の血管状態を観察することで、高血圧や動脈硬化などの全身の病気を早期発見することにもつながります。
かかりつけの医師と相談し薬物療法・食事療法を行い、血圧をコントロールしながら、網膜の状態を定期的に観察していくことが大切です。
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